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素敵なひとの素敵な生き方

『交差する眼差し』クリスチャン ポラック コレクション@CHANEL NEXUS HALL


ヒルル : 2009年、銀座のCHANEL NEXUS HALLで行われた、「『交差する眼差し』クリスチャン ポラック コレクション」、についてお話ししてください。多くの日本人女性にとって特別な響きを持つ「シャネル」を会場として展示会が行われたいきさつは、どんなことだったのでしょうか?

ポラック氏 : シャネルのリシャール コラス氏(Richard COLLASSE シャネル株式会社代表取締役社長)とは、35年来の友人であり、お互いを良く知っている間柄であります。彼が、私のコレクションの一部を是非紹介したいと言いました。そしてシャネルは、ココ シャネルが生きているときから文化活動をしてきました。東京銀座にビルを建てたときにも、4階にホールを造り、若い音楽家のコンサートや、写真家、画家の展示会を年に三回は行っています。また、昨年の2009年というのは日仏外交関係150周年ということもあり、その祝賀行事でもありました。150年前に日本の地を踏んだフランス人たちが、日本や日本人をどのようにとらえていたか、また、日本の芸術家たちが、好奇心と熱意、そして機知を持って、見慣れない外国人たちをみていたのか、それが『交差する眼差し』というメインテーマとなりました。
私の研究とは少し離れてはいたのですが、コレクションから日仏関係の美術として「横浜絵」と言われるものや、広告ポスターなどを提供しました。2週間という期間で延べ5千人以上の方がお越しになりました。

ヒルル : 広告ポスターを、いくつかお見せ頂けませんか?

ポラック氏 : そうですね。これは、どうでしょうか?



この香水の広告ポスターは、1890年代フランスでジャポニズムが流行していた時代のものですね。当時は、ほとんどの会社が宣伝広告のときには、日本のゲイシャ、サムライ、ミカドを使って宣伝していた時代でした。

日本でも有名なビゴー(Georges Ferdinand Bigot, 1860 – 1927 彼の風刺画『釣りの勝負』は、社会科の教科書にも掲載されている)も自動車の宣伝ポスターをつくっていました。

ヒルル : 香水などのイメージが大切な商品や、高額のうえ、当時は日本人ならなおさら高嶺の花の自動車のコマーシャルに日本人が使われているのは、驚きです。

ポラック氏 : 日本の自動車の新車発表会をパリで行いますが、それと同じです。当時のフランスは、日本に夢中でした。この他、30枚の様々製品の広告ポスターをコレクションしています。