人生におけるストレスの数値

精神腫瘍医 保坂隆先生の著作『 ストレスづきあいの上手な人、下手な人 (角川oneテーマ21)に、面白い話がありました。

 何をストレスと感じるかは人によって個人差があります。しかし、多くの人が経験するような[人生の大きな出来事]には、すべての人にとってストレスになるものがあります。今回紹介するのは、アメリカの精神科医ホームズとレイによって「人生における大きな出来事」がストレスになることを数値化してまとめたものです。

[人生におけるストレスの数値]

配偶者の死 100

離婚 73

配偶者との別居 65

刑務所に収監・懲役への服務 63

家族の死 63

自分のけがもしくは病気 53

結婚 50

失業 47

婚姻上の和解(よりを戻す) 45

退職 45

家族の健康上の変化 44

妊娠 40

性生活の問題 39

家族数の増加 39

職業上の変化(移動・配置転換など) 39

経済状態の変化(大金の出費など) 38

友人の死 37

仕事の変更 36

配偶者との喧嘩における頻度の変化 35

1万ドル以上の借金 31

借金やローンの抵当流れ 30

職場での責任の変化 29

子供が自立して家を出る 29

親戚とのトラブル 29

目立った業績や表彰(特別な成功) 28

ここで注目したいのは、結婚や家族数の増加(ベイビー誕生)といった嬉しいはずの出来事が「友人の死」のストレスより大きくなっている点でしょう。本来は人間にとって心地よい出来事も、家族構成の変化をはじめ、行動パターンの再調整という点では大きな変化があることですので、やはりストレスになるわけですね(ヒルル編集長)