予防的に行う乳房切除手術は健全な選択でしょうか? シュナベル先生

A interview with Dr. Freya Schnabel, Director of Breast Surgery, NYU Langone Medical Centre.
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  予防的に行う乳房切除手術は健全な選択でしょうか? 

シュナベル先生:BRCA1, BRCA2 の遺伝子変異を持つ人にのみ純粋な予防方法として選択があると思います。一度乳がんにかかってしまった女性(治療後の年数にかかわらずです)のリスクは乳がんにかかったことのない健康的な女性のリスクとは決して同じではありません。がん が発症する可能性のある乳房が残っているのならなおさらです。事実、この様な女性の中で乳房全摘出手術を行う人は増えています。私達医師が処方している乳がんのリスクを下げるであろう唯一の薬としては タモキシフェン(ノルバディックス)と ラロキシフェン(エビスタ)があります。

Is a prophylactic mastectomy ever a sound strategy?
As pure prevention, it's an option almost exclusively for people who carry the BRCA1 and BRCA2 mutations. A woman who has survived cancer--no matter how many years--never returns to the baseline risk of a normal healthy woman. She still has another breast in which cancer may develop. Mastectomies among these women are actually rising. As for medication, the only drugs we have to offer women that may reduce the risk of breast cancer are tamoxifen and raloxifene.

 この記事は、BCネットワークのweb site における「新着トピックス」2010年11月、及びNYU ランゴーンメディカルセンターの出版物 『news&viewsSeptember/October 2010 』を許可を得て転載したものです。(もちろん、シュナベル先生にもですよ。ヒルルのみなさんにお役に立てるのなら是非とのことです)

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 BCネットワーク代表 山本眞基子さんから、みんなにメッセージが届いています >>>

 みなさんはじめまして、BCネットワークと言う乳がん患者団体の代表の山本眞基子です。BCネットワークは,ニューヨークで約5年前に30歳代で乳がんになってしまった日本人女性達で設立し,日米両国の日本人女性に向けて乳がん情報を発信している非営利団体です。患者さんや,サバイバー(経験者)の方対象のセミナー、シンポジウムだけでなく,乳がんにならないと確信している女性達にも乳がん早期発見の啓発活動ををおこなっています。電話での元患者さんボランテイアーによるホットラインサポートは日米両国でやっています。日本でのシンポジウムには,日米の著名な乳腺外科医の先生方も講演,トークに来てくださっています。今回のインタビューのシュナベル先生も今年夏7月に横浜に来てくださっていますよ。ヒルルのホームページから横浜でのシンポジウムの紹介をご覧くださいね。乳がんにかかってしまった皆さん、乳がん治療後に絶対再発しないと言う目的のために、色々な役に立つ情報を知って、乳がん治療後のライフは元気に健康にそして楽しく過ごしませんか。乳がんにかかって死ぬかもしれないと思う時期もあったあなただから,より毎日を楽しくイキイキとこれからのライフを過ごせるのだと,BCネットワークの運営メンバー(すべて乳がん経験者)は思っています。

BCネットワークは日本でのサポーター、寄付をお願いしています。2011年夏には,東京と横浜で第3回目の乳がん患者シンポジウムを著名乳腺外科医と開催予定です。

自分達の経験を生かしたいと思う方はBCネットワークへのサポーター登録をしませんか! 寄付もウエルカムです。 

〜NYにて、BCネットワーク代表 山本眞基子


詳細は、BCネットワーク web site; http://bcnetwork.org/
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