ハイリスクとはどの様に分類されるのでしょうか? シュナベル先生

A interview with Dr. Freya Schnabel, Director of Breast Surgery, NYU Langone Medical Centre.
kiji.jpg

  ハイリスクとはどの様に分類されるのでしょうか? 

シュナベル先生: 一番乳がんにかかる可能性の高いハイリスクな女性というのは BRCA1 と BRCA2 という乳がんのリスクを高める遺伝的変異を持つ人です。この様な BRCA1とBRCA2の遺伝子の保持者は一番乳がん罹患リスクが高く、50%から85%の割合で乳がんを発症し、また 16% から 85% の割合で卵巣がんをも発症します。他にもわずかではありますが乳がんを発症する遺伝子があります、しかしながら BRCA1 や BRCA2 ほどのインパクトはありません。次に可能性の高い人は遺伝的変異がない人で 異型過形成 や 非浸潤性小葉がん が認められた人です。組織検査で乳房の細胞に変化が見られることによりそのような症状と診断されます。更には乳がんを発症する人が多い人家系の人はリスクも高まります。乳がん患者とどのくらい家系的に近いか、乳がんが発症した年齢、そのパターンなど様々な因子があります。

How is "high risk" defined?
The highest level of risk is people who have inherited mutations of the BRCA1 and BRCA2 genes. This population is at the top of the pyramid, with a 50 to 85% chance of developing breast cancer, as well as a 16 to 40% risk of ovarian cancer. A few other genes have been identified that are linked to an increase in breast cancer, but the magnitude is not as high as with BRCA1 and BRCA2 mutations. The next tier consists of people who don't have the mutations but have atypical hyperplasia and lobular carcinoma in situ. These are cellular changes in the breast that are diagnosed on tissue biopsy. In addition, women with a strong family history of breast cancer carry a higher risk of the disease. There are a number of factors here: how closely related the family member with breast cancer is, how old the person was at the time of diagnosis, and whether there's a pattern of breast cancer in the family compared with one individual.

 この記事は、BCネットワークのweb site における「新着トピックス」2010年11月、及びNYU ランゴーンメディカルセンターの出版物 『news&viewsSeptember/October 2010 』を許可を得て転載したものです。(もちろん、シュナベル先生にもですよ。ヒルルのみなさんにお役に立てるのなら是非とのことです)

bcnetwork_small.png   NYUlogo.jpg

 BCネットワーク代表 山本眞基子さんから、みんなにメッセージが届いています >>>

 みなさんはじめまして、BCネットワークと言う乳がん患者団体の代表の山本眞基子です。BCネットワークは,ニューヨークで約5年前に30歳代で乳がんになってしまった日本人女性達で設立し,日米両国の日本人女性に向けて乳がん情報を発信している非営利団体です。患者さんや,サバイバー(経験者)の方対象のセミナー、シンポジウムだけでなく,乳がんにならないと確信している女性達にも乳がん早期発見の啓発活動ををおこなっています。電話での元患者さんボランテイアーによるホットラインサポートは日米両国でやっています。日本でのシンポジウムには,日米の著名な乳腺外科医の先生方も講演,トークに来てくださっています。今回のインタビューのシュナベル先生も今年夏7月に横浜に来てくださっていますよ。ヒルルのホームページから横浜でのシンポジウムの紹介をご覧くださいね。乳がんにかかってしまった皆さん、乳がん治療後に絶対再発しないと言う目的のために、色々な役に立つ情報を知って、乳がん治療後のライフは元気に健康にそして楽しく過ごしませんか。乳がんにかかって死ぬかもしれないと思う時期もあったあなただから,より毎日を楽しくイキイキとこれからのライフを過ごせるのだと,BCネットワークの運営メンバー(すべて乳がん経験者)は思っています。

BCネットワークは日本でのサポーター、寄付をお願いしています。2011年夏には,東京と横浜で第3回目の乳がん患者シンポジウムを著名乳腺外科医と開催予定です。

自分達の経験を生かしたいと思う方はBCネットワークへのサポーター登録をしませんか! 寄付もウエルカムです。 

〜NYにて、BCネットワーク代表 山本眞基子


詳細は、BCネットワーク web site; http://bcnetwork.org/
BCNetwork_large.png  
   Donate_Now.png