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みんなの広場新規投稿

投稿者:はなこ
投稿日:2013年06月18日 23:35 [ お返事(3)]
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女性1

会社員
50歳

5ミリは、対処しなくていい?

マンモグラフィーで、左M領域集?性に淡く不透明な石灰化あり局所的非対称性陰影 D2 ということで、再検査(エコー)をしました。しこりは無く、5ミリ程度なので、6ヶ月後にまた受診して下さいと言われました。今は何も処置しなくても良いのかと聞くと、何もしなくて良く経過を見るとのことでした。それ以上聞ける雰囲気ではなかったので、予約をして帰宅しました。よく解らないのですが、大きくなってしこりとなった時に切除が普通なのでしょうか?切除となった場合の範囲が大きくなるのなら、しこりとなっていないうちに何か手を打つ事はできないのでしょうか?わがままかも知れまんが、切りたくないのです。不安で眠れなくなっています。どうか教えて下さい。

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投稿者:土井卓子
投稿日:2013年06月25日 17:14
女性1

乳腺専門医
55歳

はなこさん、はじめまして。ヒルル管理者です。
かまくら乳がんセンター長、土井卓子先生から回答を頂きました。参考にしてください。



まず、マンモグラフィの【石灰化】について
 マンモグラフィで白い小さな点状のものを石灰化と呼びます。カルシウム成分などが沈着して起こります。がんでもこの石灰化が出現することがありますが、良性の変化でもよく出現します。

 良性か、あるいは、がんの疑いかは、石灰化の広がり(分布)と、粒の形(形状)で推定できます。広い範囲に分布している場合や、左右両側の乳房に同じように分布している場合は良性の可能性が高く、片側のみで、小範囲に集まっている場合や、乳頭から扇状に区域性に分布している場合は悪性の可能性もあります。粒の形も、大きくてポップコーンのような形をしているもの、中が抜けたような丸い大きなものは良性の可能性が高く、小さくて角張った粒が集まっている場合は悪性の可能性が高くなります。また、乳腺ではなく、血管や皮膚が石灰化することもあり、これは典型的な良性のものです。

 ご質問の【石灰化】はどのようなものかわかりませんが、一粒5㎜というと良性と思われます。小さな粒が集合して5㎜の場合は何とも言えませんが、専門の医師が見ていればお任せして良いと思います。

 専門の医師が見ていれば、悪性の可能性がある場合は、マンモトームやその他の精密検査を進めてくれますし、悪性の可能性が低ければ経過観察となると思います。

 現段階で悪性を疑わなくても、時間をおいてみると粒の数が増加して集合した形が出来上がってくる場合もあるので念のため経過観察をするという場合もあります。

 いずれにせよ、石灰化で見つかる病変は、変化がゆっくりなことが多いので、あわててあちこちの病院を回る必要はないと思います。

 なお、「それ以上聞ける雰囲気ではなかった」とのことですが、医師も人間ですから、ぜひ勇気を出して質問なさってみてください。

 口下手な医師も多いですし、寡黙で自分からはあまり話をしない医師もいますが、人と人のコミニュケーションですから、質問されて嫌な医師はいないと思います。

 質問することで、(はなこさんご自身の)健康への関心や不安がわかり、答えを聞くことで医師の人柄がわかり、その連続で医師と患者さんの素敵な信頼関係が築けることもあると思います。質問しなければそこで終わってしまうので、ぜひ、ちょっと勇気を出して聞いてみてください。土井卓子

投稿者:はなこ
投稿日:2013年07月06日 23:59
女性1

会社員
50歳

土井先生、お忙しい中本当にありがとうございました。7/6に読ませて頂いており、お礼が遅くなり申し訳ございません。返信の内容が丁寧で、親切で、嬉しかったです。何度も読み返していますが、まだドキドキが収まりません。私の場合、左胸だけの一か所。5ミリ内の範囲の中に石灰化がいくつもあるということです。現在の担当医師に不満はないのですが、(小さな範囲を見つけて下さったので感謝しています。)乳腺にあるかどうかは、解りませんでしたので(聞けなかったし、この知識も無かったので) 別の専門医も受診してみようかとも思いました。嫌なことを考えないようにしていましたが、返信を頂き、最悪の場合を念頭に置く勇気を頂きました。先生、ありがとうございます。またどうぞ宜しくお願いいたします。

投稿者:ヒルル管理者
投稿日:2013年07月07日 17:48
女性1

ヒルル管理者
45歳

お返事ありがとうございます。
はなこさんのお礼を土井先生に、お伝えしておきます。

少しでもお役に立てたのなら、サイトを運営している甲斐ありました。

はなこさんのように経過観察で、不安になる方は多いです。

医師はよくよく説明されて経過観察として欲しい一方、患者さんの方も「とても不安」であることをまず医師に伝えて欲しいと思います。

まだもし読まれていなかったら、ヒルル内の矢形寛先生記事『おっぱいのしこり、良性か悪性か・・・・』も参考にしてください。各方面から評価の高い記事です、客観的かつ専門的に、また病院の動きもわかるように工夫されています。

なにか変化があれば、また投稿してください。同じように経過観察の方々も見て参考にしてくれていると思います。 お大事になさってください。

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